公益社団法人 日本文化財保護協会

2023.02.10
第11回優秀調査報告書の募集について

当協会では、民間調査組織の日々の考古学上の調査成果である発掘調査報告について、

選考基準に基づき優秀な調査報告書を顕彰する表彰制度を設けています。
今年も第 11 回の優秀調査報告書を下記のとおり募集することといたします。

最優秀調査報告書・優秀報告書の選定は、公正を期するため外部の有識者(選考委員)に審査を依頼して行います。

奮ってご応募くださいますようお願い申し上げます。

第11回優秀調査報告書の募集について

                      記

1.応募の対象となる調査報告書

令和 4年 1 月から令和 4 年 12 月までの間に民間調査組織が主体となって作成したもので、

考古学に関連した分野を対象とします。

また、支援調査であっても依頼者の快諾が得られれば応募可能とし 1 組織 1 冊とします。

ただし、概要報告書や試掘調査報告書は対象となりません。


2.応募の方法

調査報告書 1 冊と、民間調査組織の推薦理由書(形式自由。500 字以内)を添えて、

令和 5 年 3 月17 日(金)必着で協会事務局までお送り下さい。

郵送先:〒103-0006 東京都中央区日本橋富沢町10-13-301 

    公益社団法人日本文化財保護協会事務局宛
    TEL:03-6206-2190


3.選考基準

優秀調査報告書の選考は次の評価基準に基づき行い、

採点は評価①~③を各 100 点満点とし、250 点以上を優秀調査報告書、

270 点以上を最優秀調査報告書として表彰し、それぞれ複数冊可とします。

なお、評価④の自然科学分析は 15 点を限度として加点するものとします。

評価①:本文記述(章立て、活字、割り付け、適切な記述、まとめ)

評価②:実測図(図法、線描、割り付け、適切な縮尺、キャプション)

評価③:写真図版(鮮明度、割り付け、適切な縮尺、キャプション)

評価④:自然科学分析は報告書の内容によって評価する。

4.表彰

最優秀調査報告書及び優秀調査報告書には賞状と金一封を添え、

令和 4 年 5 月 12 日(水)開催予定の定時社員総会において表彰いたします。



                                 以 上