公益社団法人 日本文化財保護協会

埋蔵文化財調査士(補)のための継続学習プログラム
平成21年6月1日から資格取得者に対する継続教育(CPD)制度を実施します。
埋蔵文化財調査士と埋蔵文化財調査士補の皆さんは、資格を更新するにはこの継続学習プログラムによる所定ポイントの取得が必須となります。

CPD制度制定までの経過

継続教育CPD(Continuing Professional Development)は技術者が自己研鑽による成長をはかるために必要であることは広く認識されており、すでに様々な分野で継続教育が実施されています。
協会では平成20年4月から外部の学識、行政経験者からなる資格試験管理委員会の意見をはじめ、産業界での技術者育成の実情を参考にして制度制定に取り組み、同12月には「埋蔵文化財調査士の継続教育(CPD)検討委員会」を設け、CPDの形態や配点ポイントなどについての詳細検討を行い、平成21年4月24日に行われた第4回通常総会で継続教育制度の実施が決議されました。

資格の更新とCPD制度

本制度は、日本文化財保護協会により認定された埋蔵文化財調査士・士補の資格更新のための必須プログラムとして設けます。
埋蔵文化財調査士・士補の資格を取得した後に、自主的に新しい調査技術、調査成果の習得と考古学研究への参加に努めることが本制度の目的のため、資格者が研鑽できるものを自主的に選択して行うことができます。